Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://startups.blog45.fc2.com/tb.php/71-78786d5f

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

雑誌2.0

福岡氏2

私が協力させていただいている団体で、週刊アスキーの総編集長・福岡俊弘氏をお招きしてセミナーを開催いたしました。非常に興味深いお話でしたので、そのサマリーをご紹介させていただきます。タイトルは「雑誌2.0の可能性」。現在、雑誌業界は冬の時代を迎えており、休刊・廃刊が相次いでおります。この傾向は特に女性ファッション誌に顕著だそうです。一説によると、ルイヴィトンが今年、広告費を30%カットしたそうで、その傾向は他のブランドにも波及している。今後、ヨーロッパの方の景気の減退により、その傾向はさらに強まりそうだとのこと。

雑誌の広告費の推移は、2005年/4842億円、2006年/4777億円、2007年/4585億円。
一方、インターネット向け広告は、2005年/3777億円、2006年/4826億円、2007年/6003億円。今年は、ダブルスコアになる可能性もあるとの予測もある。

このままでは、3年以内には雑誌は姿を消してしまうかもしれない。というシナリオすらありうると福岡氏は語る。それはなぜか?若者の活字離れ(携帯に時間を使う)や、映像メディアの雑誌化(ワイドショーの氾濫)、インターネットの普及などがあげられるが、本当にそれだけなのだろうか?福岡氏は、以下の3つもあげた。

1.No Wait/インターネットの発達により、読者が雑誌の発行サイクルを待てなくなった。新製品の情報を得るのもすぐネットで検索して、情報を得ることができる。また、雑誌を買いに行くのも手間。

2.No Editorial/ネットの検索の影響なのか、拾い読み的に記事を読む傾向が強い。編集者の構成や意図などが必要なくなった。これを逆手にとって人気なのがリクルートがだしているR25。

3.Cannot Search/ネットで検索できないものは、コンテンツとして存在しないことと同じだという認識が広がった。

Googleなどのネット検索が日常になったことにより、情報を探す際のツリー構造がなくなった。以前であれば、サッカー選手・クリスチアーノ・ロナウドの情報を調べるときは、以下のようにたどっていった。サッカー→ヨーロッパ→プレミア・リーグ→マンU→ロナウドとたどっていったが、ネットでは、ただキーワードを入力するだけ。今までのツリーが構造のないタグと化してしまった。

雑誌編集の中心にあった、ショーアップという作業や、構成のなど、雑誌らしい特徴や価値が必要なくなってきた。雑誌を購入する際もその雑誌を求めてくるよりも、キーワードに引っかかってきた場合が多くなってしまった。

福岡氏1


これからは、Dynamic Editing/動的編集の時代になる。動的編集とは?

1.質から量への転換/週刊アスキーの特集記事は、以前の5つから最近は10に増やしている。以下にキーワードの引っかかるようにするかの勝負へ。

2.熟考よりスピード・完成形よりプロセス/以前、Nintendo DSの記者会見の模様を携帯電話で動画を撮って、すぐに自社のブログにあげたところ、直後にアクセス数が日本で一番になった。その後、ゲーム専門誌が編集した動画をネットにあげたが、アクセス数は週アスには及ばなかった。完成形を求めて時間をかけるより、不完全でもすぐに情報を流すことが求められる時代になった。

3.風上の消失/上からの目線ではなく、ユーザーの目線で、ユーザーが必要な情報を流すことが重要。

以上をふまえて、雑誌をパッケージとしてとらえるより、アーティクル(記事)単位でとらえて、記事の細部に雑誌のコアを埋め込む、読者が引っかかるようなキーワードをいれる。また、関連するアーティクルを案内するようなリンクやアーカイブを入れるなどの工夫が必要になってくる。

雑誌の生き残りをかける様々な取り組みを紹介いただき、非常に参考になった。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://startups.blog45.fc2.com/tb.php/71-78786d5f

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

カレンダー(月別)

08 ≪│2017/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

とーしろう

Author:とーしろう
最近、日本の携帯はよくガラパゴスにたとえられますが、携帯に関するニュースや最新技術も、あまり海外から入ってこない気がします。そこで、海外のメディアから発信された最新ニュースを自分なりに翻訳・解釈し紹介していきたいと思っています。

今後は、まだ日本に入ってない先端モバイル技術をもっている海外企業もご紹介してまいります。

カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。